FC2ブログ

2013年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年12月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

日本が地球を救う

大晦日の夜、大変なことが・・・

いよいよ師走、一年最後の月である。

今回は、読者の皆さんだけにとても大事な機密情報をお伝えする。
国を守るとかいう(どうも国民を守るのではないようだが)
特定秘密保護法にも引っかかるかもしれない。
心の準備はいいですか。
何を聞いても決して驚かないでください。

師走最後の大晦日も押し迫った12月31日23時59分58秒。
大変なことが起こります。
地球滅亡に関わる大変なことが・・・

話はまず、地球の歴史から始めよう。
地球は、その誕生から46億年。
「地球年表」というものがある。
生物という側面からその年表を作ってみたのが下の図である。

人類誕生は700万年前だ。
46億年だ、700万年だと言われても、実感がわかない。
しかし、46億円・700万円と言われると、
その違いにかなり実感がわくのは悲しい人間の性か。

この「地球年表」は、よく1年や1日に例えられる。
46億年を1年や1日に圧縮して考えるのである。
1年に例える場合には、現在を元旦(1月1日)とし、地球誕生を1年前の元旦とする。

とすると、最初の生物が誕生したのは2月下旬から3月上旬のことなのだが、
恐竜が誕生したのはつい半月前の12月13日頃、
人間にいたっては、5日前の12月26日にやっと誕生したばかりなのである。
さらにいえば、現在の人類ホモ・サピエンスが誕生したのは、
つい先ほどの大晦日12月31日の23時57分。
産業革命(日本では江戸時代)が始まったのが、
ほんの一瞬前の12月31日23時59分58秒の話なのである。

image002_2013112810221759c.gif
環境の話は、単に数字を語るのではなく、それを図にして示すことが重要だ。
図化することにより、数字の相対的な大きさが理解でき、実感することができる。
環境学習では、このような年表を実際に作ってもらい実体験することにより、
その現実が実感でき、理解を深めることができるのである。


そして、この産業革命により何が起ったか・・・
猛烈な加速度(「速度」ではない)で大気中の二酸化炭素濃度が上昇を始めたのである。
わずか、2秒前のことである。

40億年前、地球に海ができた頃、大気の大部分は二酸化炭素が占めており、
その時の気温は100℃以上あったという。
そう、温室効果である。
温室効果はかくも絶大なのである。

産業革命前は280ppm程度だった二酸化炭素濃度は、
2011年で391ppmと1.4倍になっており、
温室効果ガス全体では2100年には600ppm以上になると予測されている。

太陽との微妙な距離、これしかないという程よい大きさ。
海が生まれ、酸素が生まれ、オゾン層が形成され、
1年かけてつくりあげられてきた奇跡の星―地球。
その地球をたった2秒で人間は壊そうとしているのである。

image005_20131128102223c38.jpg
資料)全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト

地球の殻

The Earth.Mother Planet.
母なる地球はでかい。
地表に這いつくばって生きていると、その大きさがわからない。
地球の直径は12,742kmであると言われても、その大きさは実感できない。

では、これはどうだろう。
地殻の厚さは30~40kmである。
おお、これなら実感できる。
しかしそれにしても厚い。
エベレストが高さ8,848m、マリアナ海溝(チャレンジャー海淵)が深さ10,920mだから、
地殻の厚さはその4倍ぐらいあるわけだ。
地球の皺も厚みの1/4の範囲での凸凹だ。

地殻だけ見るとこんなに厚いのだが、地球全体で見てみるとどうなんだろう?
先にあげた数字から計算してみると、
地球の直径に対する地殻の厚さは約1/400である。
もし、地球が直径1mの球だったなら、地殻の厚さは2.5mmである。

ちなみに、卵の大きさはLサイズで短径45mm・長径65mm程度、
殻の厚さは0.3mm程度なので、
殻の厚さは短径に対しては1/150、長径に対しては1/217である。

なんと!もし、地球が卵だったら、地殻は卵の殻より薄いのである。
というより、卵の殻の半分ぐらいの厚さしかないのである。
なんということだ!
この卵の殻より薄い部分に山があり、川が流れ、森があり、
人間がはりつき、街がつくられているのである。

空に目を向けてみると、大気がある。
大気圏は500kmもの厚さがある。
もっとも、大気の約75%が集中し、様々な気象現象が起きている最下層の対流圏は、
15kmしか厚さがないが。

大気も地殻と同様に考えてみると、
もし、地球が直径1mの球だったなら、大気圏の厚さは4cm(40mm)である。
が、対流圏の厚さは1.2mmである。

卵の殻より薄い地殻に、
そのまた半分の厚さの大気(対流圏)がうす~くはりついているのである。
これはもう、奇跡というしかない。

image007.gif
「地球年表」と同様、図化することにより、物理的な量(厚み)を実感することができる。

地球の持つエネルギーや宇宙で起きる様々な事象からみれば、
卵の殻なぞヒビを入れ、割ってしまうことなどわけないだろう。
何かのきっかけで、うす~くはりついた大気(対流圏)がかき乱されたり、
吹き飛ばされることなど造作ないことだろう。
それによって守られていることを知らない人間がちょっと油断していると、
南極や北極の上空のオゾン層にすぐ直径6,000kmの穴が開くのである。

卵の殻にヒビが入り、大気がかき乱された時、
地殻にはりついて生きながらえている人間はどうなるのだろう。
地球とは、かくも脆弱なものなのだ。

「成長の限界」その後

1972年に発表されたローマクラブの「成長の限界」は、
地球環境問題の警鐘を鳴らした端緒である。
そこでは、人口増加と工業投資の幾何級数的な成長がこのまま続けば、
地球の有限な天然資源は枯渇し、環境汚染が自然の許容範囲を超えて進行し、
100年以内に人類の成長は限界に達するとの警鐘が鳴らされた。

しかし、その後、京都議定書批准問題に代表されるように、
「成長の限界」に対応するための様々な取り組みは、
自国の成長や「国益」を第一義とする各国のエゴ(権利?)のため、
遅々として進んでいない。

「成長の限界」の発表から40年となる昨年、
「成長の限界」の共著者であるヨルゲン・ランダース氏により、
今後40年間を展望した「2052 今後40年のグローバル予測」が発表された。

それによると、世界の総人口は2040年に頭打ちとなり、
2052年には現在の水準にまで下がる。
1人当たりのGDPの成長は2050年ごろ止まり、減少する。
地球温暖化は21世紀後半に深刻化する。
さらに、21世紀後半では、消費の落ち込みと気候変動によって
「崩壊」という表現がふさわしい状況になると述べている。

なんと、「崩壊」!である。
相当に悲観的な近未来がわれわれを待ち受けているのである。

日本隊の最重要ミッション

宇宙船地球号はとてももろい。
ということに乗組員たちは気づいていない。
薄い壊れやすい殻を未来永劫続くあたりまえのものと勘違いしている。
「崩壊」は不可逆的で、「崩壊」が本格的に始まったら、
二度と元に戻れないことを知らない。
そして、2秒前から「崩壊」が始まっていることも知らない。
いや、知っているのに知らない。
知っているのに何もしない。
それぞれの「国益」のために。
目の前の「成長」という亡霊のために。

宇宙船地球号の乗組員の中で、日本隊は特殊な部隊である。
なにせ、隊員が年寄りの集団なのだ。
高齢者の割合が異常に高いのだ。
だから、元気がない。金回りも悪く、借金も多い。
でも、他の乗組員たちも、いずれそう遠くない時期に高齢化の波にみまわれる。

image009_20131128102256e5d.jpg
各国の高齢化率の推移。
日本はどの国よりも早く高齢化社会に突入した。
が、やがて他の国も・・・発展途上国は、豊かになる前に老いてしまう。
資料)平成25年度版 高齢社会白書(内閣府)


実は、日本隊には特殊なミッションがあるのである。
このミッションは、特に日本隊には伝えられていない。
自分たちでたどり着き、見い出さなければならないのだ。
そのミッションとは、
「誰も経験したことのない少子高齢化を乗り越え、
そこから生まれた新しい価値観や社会像を構築するリーダーとなる」
というミッションなのである。
このミッションは公になっていないが、
実は、このミッションこそ宇宙船地球号の存亡をかけた最重要ミッションなのだ。

「崩壊」が迫っている宇宙船地球号では、
もう、わが国の「国益」を・・・などと言っている場合じゃないのだ。
特定秘密だ、集団的自衛権だ、などと
宇宙船の中で小競り合いをしている場合ではないのだ。

もう、「成長」しなくてもいいじゃないか。
冷静に考えてみよう。
3人に1人が高齢者(2020年の日本の高齢化率は29.1%)の社会で、
「成長」というものがあるのだろうか。

別に「成長」しなくてもいいじゃないか。
「成長」しなくても、
心が豊かで幸せな社会をつくっていくことこそ考えるべきじゃないのか。
世界の中でそれができるのは君しかいない。

日本よ、地球を救うのだ。

| 未分類 | 11:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT